6月5日、無香料の日

こんにちは！明日6月5日は無香料の日です。

「香害」について
人工的な香りで体調不良になる人がいることを知っていますか？

健康に従事するものとして無視できない問題なので、取り上げてみたいと思います。

↑中学生が描いたんですって。日本消費者連盟の新しいポスターがなんだか可愛い。

近年、啓発運動によって香害についての認知が進んでいるのでご存じの方も多いと思いますが、主な症状は頭痛、吐き気、めまい、倦怠感などです。特に香水や香り付き柔軟剤に対して体調不良を引き起こすことが問題となっています。香害について詳しくはこちら

意識される方が増えたことで以前と比べると、強い香りを使用されている方は減ったように体感では感じていますが、まだまだそのような製品は多く出回っております。

実は私自身、香り付き柔軟剤の香りで気分が悪くなったり頭が痛くなったりすることがありました。現在ではそういった強い香りとの接触が少ないので症状はだいぶ落ち着いていますが苦手であることには変わりありません。ご来店される際は頭の片隅に入れていただけると嬉しいです。

またお店で使う衣類やタオル類に柔軟剤や香水の香りが移って洗濯をしても完全に落ち切らず困っております。香水も含め、香り付き柔軟剤のご使用をできるだけお控えていただけると助かります。良かれと思って使っていた日用品で体調を崩す人がいると言われてもピンと来ないかもしれません。お気に入りの香りを使用することは個人の自由の範疇なのかもしれませんが、それによって辛い思いをされている方がいる以上、健康に従事するものとしてこの問題は無視できなくなっています。また、そういった匂いや香りが苦手な方にもできる限り安心してご来店いただきたいとの思いがあります。

当事者として、よくいただく質問をまとめました。ご参考にしていただけたら幸いです。

余談ですが、「鼻が利く」という言葉があるように感覚が鋭い人は物事を嗅覚で判断するのではないでしょうか。匂いや香りは気体なので目には見えません。雨が降る前の匂いや、花の香り、危険を察知する際も知らず知らずに鼻から情報を得ているのではないでしょうか？

味覚、聴覚、嗅覚、視覚、触覚どれも大事です。
嗅覚のメカニズムは、ニオイ分子が鼻腔内に入り、その天井部の嗅粘膜にある粘液に溶け込みます。 すると、そこにある嗅細胞が興奮し電気的な信号が発生し大脳に到達することで、ニオイの感覚が生じると考えられています。においについて調べていたら面白いサイトを発見しました。においの科学のウソ・ホントからの抜粋「アメリカのグループが、嗅覚を完全に喪失すると５年以内に死亡する率が他のどの疾病より高い、という報告をしています。その原因はわかっていませんが、嗅覚を失うと多くのひとがとても不安感を感じるらしいです。」

へー！

体の仕組みって本当に面白いですね！

強い刺激に慣れると微かな刺激に反応できなくなるから、強い刺激を浴びすぎると体からのSOSで体調不良が出るのではないかという勝手な仮説を立てています。痛みは体からのサインだから、無視し続けると壊れてしまうよね。

人にやさしく、自分にやさしく。

長文お付き合いいただきありがとうございます。

同じようなお悩みの方や、近しい方が悩まれていて困っている方へ届くことを願って。

感性に触れるタイマッサージ
changpin Thai Massage
10:00-20:00 予約制
愛知県名古屋市千種区山門町１丁目１１
覚王山コーポレーション４４